牝犬調教:奉仕
そして、グロダからセレナへの本格的な性奴隷調教が始まった。
今までのただ快楽を与え続ける淫獄調教から、奴隷の精神や奉仕技能を徹底的に叩き込む調教へと移行したのだった。
グロダはズボンを脱ぎ下着姿になった。彼の肉棒はすでに勃起しており、それを見たセレナは思わずゴクリと唾を飲み込む。
「まずは口奉仕だな、牝犬ならば舐める事は誰よりも上手くなくてはな」
「・・・はい」
セレナは小さく返事をすると、恐る恐るといった様子でグロダの前に跪いた。そして震える手で彼の下着を脱がすと、中から巨大な一物が姿を現す。
(大きい・・・)
彼女は思わず息を飲んだ。グロダの肉棒は太く長く、まるで別の生き物のように脈打っていた。
(これから、これを舐めるんだ・・・・)
セレナも年頃の乙女である、いくら優等生気質の騎士隊長と言ってもフェラチオの知識ぐらいはある。
だが自分の口には入り切らないほどの巨根を目の当たりにして、恐怖を覚えずにはいられなかった。
「どうした?早くしろ」
「・・・わかりました」
セレナは小さく頷くと、グロダの一物に顔を近づける。そして恐る恐る舌を出し、先端に触れた。
その瞬間、ビクンと肉棒が跳ね上がる。その反応に驚きつつも、彼女はさらに舌を動かし始めた。
「んっ・・・ちゅっ・・・」
(・・・あれ?)
初めての口奉仕、強い嫌悪感を感じるかと思っていたが、不思議と嫌な感じはしなかった。むしろもっと味わいたいと思ってしまう。
(どうして・・・?)
疑問に思いながらも、セレナはゆっくりと舌を動かす。最初は先っぽにキスする程度のものだったが徐々に大胆になっていき、やがて亀頭全体を口に含み吸い上げ始めた。
「ん・・・ちゅぱっ・・・れろっ・・・」
彼女の小さな口には大きすぎるため、半分程度しか入らないがそれでも必死に奉仕を続けた。
(うぅ・・・臭いよぉ)
口いっぱいに広がるグロダの雄の匂いに、頭がクラクラしてくる。
・・・グポッ、じゅる・・ちゅぱグッパ、グボッ・・・
汁気の多いセレナの口の中を、淫らな音を立ててグロダの肉棒が蹂躙していく。
グロダの精液の臭い、汗、自分の唾液、セレナの口の中でそれらが肉棒によって攪拌され、銀狼族の鋭敏な嗅覚を刺激する。
グロダの雄臭が口の中から鼻腔へと抜けていき、脳に染みわたっていくようだった。
(・・・でも・・・)
しかし不思議と不快とは思わなかった。それどころかもっと嗅いでいたいと思うほどだ。
(なんで・・・?こんな・・・わたし変態じゃないのに・・・)
そんなことを考えているうちに、彼女の中でどんどん興奮が高まってくる。そして無意識のうちに自分の股間へと手が伸びていた。
そこはすでに濡れており、垂れた愛液が太腿をベッタリと濡らしていた。
「なんだ、もう奉仕で感じているのか?」
グロダが嘲笑交じりの口調で言う。セレナは顔を真っ赤にして目を背ける。
「ち、違うんです・・・これは・・・!」
(・・・臭い付けの改造も上手く進捗しているようだな)
グロダはセレナの牝犬奴隷としての肉体改造の成果に満足し、ほくそ笑む。
すでに調教初日の内に、『設定変更』で『匂いフェチ』を付与する事で、グロダの匂いを嗅ぐと、脳内で欲求や幸福感を司るホルモンの分泌を強制的に促進するように肉体改造していた。
その上で、これまでの無限淫落調教で、セレナがイク度に脳にグロダの臭いを刻みつけるよう丁寧に『設定』をしていた。
匂いの情報は嗅覚神経を通じて直接に大脳辺縁系に伝わり、記憶や感情を司る海馬や扁桃体に強く働きかける。
特定の香りが記憶を呼び起こすのも、嗅覚の刺激が直接的に脳に働くためだ。
犬の臭覚は人間の10万倍ともいわれている。銀狼族のセレナは犬程では無いが普通の人間とは比べものにならない臭覚を持つ。
結果、無数の堕落を繰り返した負け犬のセレナは、本人の気が付かぬ内に、グロダの体臭や汗や唾液の臭いを嗅ぐだけで多幸感を感じ、とくに性臭には強い発情を感じるようになっていた。
(せっかくの銀狼族だからな、牝犬に相応しく臭いから落としてやるよ)
銀狼族の鋭敏な嗅覚を使った、まさに牝犬調教である。
だが、そのような事情をセレナは知らない。ただグロダに奉仕しているだけで幸せで、体が熱くなってくる。
そしてそれは体だけでなく精神にも影響していた。
(わたし、なんで・・・)
セレナは自分の変化に戸惑っていた。今まで感じた事のない感覚だった。
グロダの肉棒をしゃぶっていると、頭がボーッとしてくるのだ。まるで脳が蕩けるような幸福感が湧いてくる。
そして同時に下腹部が熱くなり、子宮の奥が疼いてくるのを感じた。
硬く熱く脈打つ肉棒を口いっぱいに頬張り、舌を絡める度にセレナの脳内に麻薬物質が分泌され、快楽漬けになっていく。
「んっ・・・ちゅっ・・・んぷっ・・・」
(なんだろうこれ?口の中が気持ちいい)
グロダの肉棒からは先走り汁が溢れ出し、彼女の唾液と混ざり合って口腔内を満たす。その味は臭く苦いはずなのに何故か美味しく感じてしまうのだ。
舌が動く度にビクンと震える感覚が愛おしい。もっと気持ちよくなって欲しいと思うようになっていた。
セレナの理性が、奉仕の快楽に飲まれた瞬間であった。
「んっ・・・ちゅっ・・・れろっ・・・ちゅぱっ・・・」
(ああ、私何をしているんだろう?)
そう思いながらも、身体は自然と動いていた。まるでそうする事が当然であるかのように、セレナの舌は肉棒に絡みつく。
「・・・ぜんぜん駄目だな」
グロダはセレナの頭を掴むと、強引に引き寄せた。
「んぐっ!?」
突然の行動にセレナは対応できず、喉奥まで一気に突かれてしまった。
「歯を立てるんじゃないぞ」
そう言うとグロダは腰を動かし始める。最初はゆっくりとした動きだったが徐々に早くなっていく。
「んっ!おぐっ!ごふっ!」
喉奥が突かれ、あまりの質量に呼吸ができず苦しい。だがなぜか身体が熱くなっていくのを感じた。
口の中からは大量の唾液が溢れ出し、それが潤滑油となって動きを助ける。
やがて限界が訪れたのか、グロダは一際強く腰を打ち付けると、セレナの喉奥で欲望を解き放った。
「出すぞ!」
ドピュッ!!ドプッドプッ!!ビュルルルーー!ビューーー!!
大量の精液がセレナの口内を満たしていく、その量はとても一度の射精とは思えないほどで、彼女は思わずむせ込んだ。しかしそれでもなお射精は続き、ついに彼女の口から溢れ出した。
グッボッ。
グロダの巨大な陰茎がセレナの口から引き出されると、セレナの口から大量の精液がまるで吐しゃ物のように溢れ出て、床に広がった。
どう考えても尋常な精液の量ではない。
「げほっ・・・ごほっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
セレナは涙目になりながらもなんとか呼吸を整えようとする。しかしグロダはそんな彼女の髪を掴み強引に立たせた。
「おい、誰が休んでいいと言った?」
「も・・・もう無理です・・・」
「口答えするんじゃない!」
グロダは再びセレナの口へと肉棒を押し込んだ。そして今度は乱暴に腰を振り始める。先ほど出したばかりの精液と彼女の唾液が混ざり合い、セレナの口内からぐちゅぐちゅという卑猥な音が部屋中に響いた。
「ちゅっ・・・・・・ちゅぱくちゅれろ・・・じゅるじゅる・・・じゅるる・・・んっ」
(おかしい・・・量が・・・それに・・なんでこんなにすぐに・・・)
既に何度も体を重ねた関係だ、相手の精液の量や勃起の回復速度は把握している。
だが、今日のグロダのそれは異常だった。
先ほどの射精から一分も経っていないにもかかわらず、グロダの肉棒は固く大きく勃起していた。まるで別の生き物のように脈打ちながらセレナの口内を犯し続ける。
混乱するセレナに答えるかのように、グロダが口を開いた。
「喜べ、お前の調教用に特殊な魔法を使っている」
(特殊な・・・魔法?)
セレナは必死に鼻で呼吸をしながらグロダの話を聞く。
「元々どこぞの王族が開発させた魔法でな、魔力を精力に変換する事で、満足のいく射精をするまでは何度でも勃起出来る効果がある。まあ俺が使うと魔力が大きすぎ精液も小鍋一杯分ほど出てしまうがな」
セレナは驚愕に目を見開いた。そんな魔法が存在するなんて聞いたこともないからだ。
だが現にこうして効果が表れている以上、信じるしかないだろう。
「喜べ、この魔法でお前に牝犬奴隷に相応しい技術が身に着くまで、しっかり仕込んでやる。今日は俺が満足できる口奉仕が出来るまで永遠に咥えさせてやる」
「んぶっ!おごっ!」
グロダはセレナの頭を掴み、激しく前後に動かす。まるでオナホのように扱われているが今のセレナには抵抗する術はない。ただされるがままだ。

グボッ、グポッ、ジュプッ、ズリュリュ
グロテスクな肉棒にセレナの柔らかい唇が絡みつき、卑猥に捲り上がる。
「おごっ!んぶっ!」
(苦しい・・・息ができない・・・)
あまりの質量に呼吸すらできず意識が朦朧としてくる。だがそれでもグロダの動きが止まることはなかった。
「また出すぞ!全部飲め!」
やがてグロダは一際強く腰を打ち付けるとそのまま欲望を解き放った。
ドピュッ!!ビュビュッ!ビュルルルーーー!!
再び大量の精液が放出され、セレナの胃袋へと直接流し込まれていく。だが、それでも収まりきらない白濁液は口から溢れ出し、彼女の胸や顔までもグチャグチャに汚していった。
可憐な唇から肉棒が引き抜かれ、ようやく解放されたセレナはその場に崩れ落ちた。
「げほっ・・・おえっ・・・」
逆流した精液が、鼻から一筋垂れ落ちる。
美しい顔を精液と涙でグチョグチョにした彼女は、あまりにも惨めで下品であった。
だがそれでもなお、肉棒は硬さを失わず天を向いていた。
(うそ・・・あんなに出したのに)
セレナは絶望した表情でグロダを見上げる
グロダの精液を飲まされ、胃の中が焼けるように熱い、そして同時にお腹の下辺りが燃え上るような不思議な感覚に襲われた。
「お前が積極的に奉仕出来ないと、いつまでもこの調教は終わらないぞ、もっと自分で考えて牝犬奴隷としての奉仕をしてみろ」
「・・・ううっ」
セレナは力なく頷く。
グロダはセレナに、自分で考えて娼婦の技を磨けと言っているのである。
「・・・あぁぁ・・うぅぅう・・」
しかしこのままでは本当に精液で窒息死しかねない。
今のセレナにはもう抵抗する力はなく、言われるがままに従うしかなかった。
(・・・でも・・・どうすれば・・・)
「どうした?早くしろ」
一瞬の逡巡の後、セレナが心を殺して尋ねる。
「・・・どうすれば良いか・・教えてください・・・」
セレナは恥ずかしそうにグロダに懇願した。するとグロダは一瞬驚いたような表情を浮かべて、ニヤリと笑った。
「主人に物を頼む時の言葉遣いを教えたはずだが・・・忘れてしまったようだな」
「・・・」
セレナは悔しそうな表情を浮かべるが、それでも逆らうことはできない。
「・・・お願いします・・・わたしにご奉仕の方法を教えてください・・・ご主人様・・・」
セレナは屈辱に耐えながら言う。しかしそれでもグロダは満足しない。
「もっと誠意を込めて言え、心からの服従心が必要だ」
グロダは、奴隷の懇願は一度では許さず、より屈辱的な言葉を選ばせる事で心に深く服従心を植え付けていく事にしている。
セレナは涙目になりながらも、必死に考える。そしてより惨めな言葉を口に出していく。
「・・・わたしは・・・ご主人様に忠誠を誓う淫乱な牝犬奴隷です・・・どうかこの卑しい牝犬を躾けて下さい・・・」
そのセリフを口にするだけでセレナの顔が真っ赤に染まった。だがそれでも言わなければならないのだ。ここで反抗すればどうなるかわからないのだから。
「よし、いいだろう、お前に性奴隷のフェラチオ作法を叩き込んでやる」
グロダは満足そうに微笑むと、セレナを自分の前に跪かせた。
セレナの目の前には、グロダの巨大な肉棒がそそり立っていた。
「まずは挨拶だ。牝犬奴隷は奉仕の前に主人に奉仕できる感謝を伝えろ」
「・・・どうすれば」
「自分で考えて感謝の言葉を述ろ、そして軽く亀頭にキスだ」
セレナは少し考えると、跪いたまま手を床に沿え深々と頭を下げる。自然と土下座の姿勢になる。
「セレナに・・・お口でご奉仕する許可を頂きまして・・・ありがとうございます」
「感謝の気持ちが足りないな」
グロダは冷たく言い放つと、セレナの頭を踏みつけた。
「・・・っ!!」
「もっと心を込めて言え」
「・・・はい、申し訳ありません・・・」
セレナは屈辱的な行為に涙を浮かべながらも謝罪の言葉を述べる。そして頭を踏まれたまま、屈辱の言葉を口に出す。
「ご主人様・・・ご奉仕をさせて頂ける事に感謝申し上げます。未熟な牝犬奴隷ですが精一杯ご奉仕させて頂きますので、どうかこの卑しい牝犬をその逞しいおちんぽで躾けてください・・・」
「よしいいだろう、次は亀頭にキスをしろ。軽くだ」
「・・・はい」
ようやく頭を踏む足が退き、セレナは上半身を起こす事ができた。
そして、目の前のグロダの肉棒にゆっくりと顔を近付けると先端部分に唇を付け、そのまま優しくキスをする。
「んちゅ」
セレナの柔らかい唇に、鈍く熱い肉塊の感触が伝わる。
「んっ・・・」
彼女の背中に、ゾクゾクとした快感とも悪寒ともつかない震えが走り、思わず声が出てしまう。
「・・・これでよろしいでしょうか」
セレナはグロダの顔色を伺う。グロダはニヤッと笑う。
「ああ、次は舐めろ、亀頭から始め全体を丁寧にだ」
「・・・はい」
セレナは恐る恐る舌を伸ばすと、亀頭部分を舐め始めた。
ぺろっ・・・れろぉっ・・・れるっ・・・
舌先でチロチロと先端部分を舐めると、先ほどの射精の名残の精液の味がする。セレナは顔を顰めながらも、懸命に奉仕を続ける。
「んぅ・・・ふぐぅ・・・」
そしてついにカリ首まで到達すると今度はそこを中心に丹念に舐め回すように動きを変えた。
レロォッ・・・ぬちゅっ・・・れるぅ・・・。
「いいぞ、そのまま裏筋もだ」
「・・・ふぁい・・・」
セレナは顔を真っ赤にしながら、何度も丁寧に舌を動かしていく。
やがてそれは次第に大胆な動きへと変わっていった。
「んっ・・・れろぉ・・・ちゅぷ・・・んむ・・・」
舌を使いながら肉棒を舐め上げ、時折口をすぼめて吸い付くような動作も加える。そして最後にもう一度亀頭部分を口に含むと、今度は強く吸い上げた。すると肉棒が大きく跳ね上がり大量の先走り汁が溢れ出す。
(・・・苦い・・・でも・・・)
しかし不思議と嫌悪感はなかった。それどころかもっと味わいたいと思ってしまう自分がいる事に驚いた。
牝犬としてグロダの体臭に発情するよう改造されているとは知らず、セレナは自分の中に沸き起こる屈辱的な快感を必死に否定しようとする。しかしそんなセレナの心を見透かすかのようにグロダは言う。
「どうだ?俺のちんぽは美味いか?」
「・・・いえ・・・そんな事は・・・」
思わず舌を離し、セレナは恥ずかしそうに顔を背けた。
しかしグロダはそれを許さない。
「セレナ、目を逸らすんじゃない、口奉仕の最中は相手を目を見つめ続けろ、基本だ」
「・・・はい・・・申し訳ありません・・・」
セレナは再びグロダの前に跪いた。そして上目遣いに彼を見つめながら言う。

んむ・・・くちゅ・・・ぴちゃ・・・ちゅぷ・・・じゅっ
部屋に淫猥な水音が響く。
セレナはグロダの肉棒に舌を絡ませながら、丹念に舐め上げていく。
「どうだ?牝犬のセレナ、主人にチンコは?」
セレナは一瞬の逡巡の後、自分の考えつく一番淫らな言葉を口に出す。
「おちんぽは・・・大変美味しゅうございます・・・どうかこの卑しい牝犬めにお情けを下さいませ・・・」
「いいだろう」
グロダは満足気に言う。そしてセレナの頭を撫でた。
「よく言えたな」
(・・・わたしは何を口走っているんだろう)
自分の口から出る淫らな言葉に、セレナは頭がおかしくなりそうだった。
(・・・こんなんじゃ・・・駄目なのに・・・)
だがそれでも体は正直に反応してしまっている。
股間からは愛液が垂れ落ち、子宮の奥は切なく疼いて仕方がないのだ。
本人の知らない所で植え付けられた淫欲に苛まれながら、セレナは奉仕を続けた。
んちゅっ・・・レロレロレロォ・・・ムグッ・・・ムチュルッ・・・
しかしそんな考えもすぐに消え去り、すぐに目の前の肉棒の事しか考えられなくなる。
「よし、では次は口全体で咥えて吸い上げろ」
「・・・ふぁい・・・んっ・・・」
セレナはゆっくりと口を開けるとグロダの肉棒を口の中に含んでいった。それと同時になんとも言えない臭いが鼻を突き抜ける。
そして歯を立てないよう気をつけながら奥へと飲み込んでいく。グロダの長大な肉棒はすぐに喉奥まで達してしまい息苦しさを感じたが、それでも必死に耐えながら舌を動かした。
(・・・苦しい・・・でも・・・)
だが苦痛と同時に幸福感も感じていた。
絶対的なご主人様の前でに跪き、牝犬奴隷として口いっぱいに肉棒を頬張り、淫らな奉仕している自分。
騎士として活躍している日常からは、想像もつかないような惨めな状況。しかし今のセレナにとってはそれがたまらなく幸福だったのだ。
肉棒を口に咥え牝の奉仕をする事に、もう自分でも誤魔化せないほどの淫悦を感じている。そしてそれ以上に、心の中に暖かい安堵が生まれ、自分が牝犬奴隷である事に幸福を感じているのだ。
(わたしは・・・本当にもうダメかも・・・)
んむ・・・くちゅ・・・ぴちゃ・・・ちゅぷ・・・じゅっ
心の中の絶望とは裏腹に、セレナは口奉仕に夢中になっていった。
(・・・やはりな)
グロダはセレナの様子を満足げに見つめる。
(やはりこの女は積極的に奉仕させ従属させる事で、調教が効果的に進むな)
この奉仕調教の目的は、ただフェラチオの技術向上というだけではない。
銀狼族は犬や狼のように元々群れで生活する種族だ。一族の絆や愛情が他の種族よりはるかに強い。
それが種族の本能だ。群れが支えとなり、共に生きることで強い幸せを感じるのだ。
だが、セレナは幼い頃に一族を皆殺しにされ、たった一人になってしまった。そしてその心の傷を誰とも共有できなかった。彼女は人間では考えられない程に孤独だったのだ。
騎士団に入り、王都で騎士隊長という役割をもっても、復讐という目的がある限りそれは変わらなかった。
セレナは誰に頼ることも出来ず、ただ孤独な戦いを続けるしかなかったのだ。
本来のこのゲームの設定では、その孤独は二十年後に『ゲームの主人公』によって埋められることになっている。
だから今、グロダが絶対的な力でセレナに牝犬奴隷という役割を与える事で、彼女が無意識にずっと求めてきた『人間関係』を与え、彼女自身の居場所を作ってやるのだ。
犬は家族の中での役割を持つ事で、精神が安定する。だからセレナにも牝犬奴隷という役割を与える。
グロダという主人に隷属し、主人の欲望を満たすことに自分の存在意義を見出す事で、セレナはようやく孤独から解放され、生きる目的を持つことが出来る。
主人と飼い犬という関係を、彼女自身が納得する事で、精神が非常に安定するのだ。
ただ性的な快楽だけではない、魂の充足。それを彼女は感じ始めてしまっているのだ。
そう、銀狼族は家族愛が深い、そしてだからこそ人間関係に依存しやすいのだ。
牝犬奴隷としての調教が進むほど、彼女はグロダに依存し、グロダ無しでは生きられぬようにる。
グロダがいなければ生きる意味を失い、グロダの命令に絶対服従する奴隷となる。
牝犬奴隷としての奉仕調教は、こうして臭覚と絆という銀狼族の特徴を最大に使い、種族の誇りを踏みにじりながら、セレナをより深い淫獄の底に堕としていくのだ。
「どうだ?俺のちんぽは美味いか?」
「・・・ふぁい・・・おいしいでふ・・・おひんぽおいひいでひゅ・・・」
セレナは口に含んだまま答えた。その目は淫悦に蕩け、だらしない牝犬顔を晒している。
淫獄調教中、セックスの最中によく見せていた表情だ。それを今、男のチンポを咥えながら晒している。
グロダは、そのまま頭を前後に動かし始める。セレナの口の中で肉棒をピストンさせる度に、ぬちゃっという卑猥な音が鳴り響いた。
(あぁ・・・わたし・・・なんてことを・・・でも・・・)
自分でも信じられないような行動を取ってしまっている事に気付きながらも、どうしても止める事ができなかった。
んぅ・・・んふっ・・・んふぅ・・・んんっ!
口の中に広がる雄の味と臭い、そして征服される牝犬としての立場に、セレナはどんどん興奮してしまっていた。そしてそれと同時に子宮の奥が熱くなり、切なさが増していく。
(お願い・・・もう許して・・・これ以上されたらわたし・・・おかしくなる)
だがそれでも体は正直だった。口の中の肉棒を必死に舐め回し、自ら進んで奉仕を続けているのだ。もはや頭の中は快楽の事でいっぱいになり、何も考えられなくなっていた。ただひたすらに奉仕を続ける。その事に悦びを感じてしまっていたのだ。
そんなセレナの様子を見てグロダは満足そうに笑みを浮かべると、ピストンの動きを止め、彼女の頭を押さえつけた。
「よし良い子だ、ではそろそろ出してやろう、しっかり受け止めるんだぞ」
ドンっと、そのまま一気に喉奥まで突き入れ、そこでグロダが何度目かの射精をする。
びゅーっ!どぴゅっ!どくんっ!どくんっ!
(ああぁぁ・・・出てる・・・いっぱい出てます・・・熱いぃ)
口の中に広がる生臭い味と、喉の奥に直接叩きつけられる粘っこい液体に、セレナは意識が飛びそうになるほどの快楽を感じる。
そしてそれと同時に、自分の体を支配されているという幸福感が、全身の隅々に広がっていく。
大量の精液が直接胃へと流し込まれる感覚に、セレナは体をビクンビクンと大きく痙攣させる。彼女も射精と同時に絶頂を迎えてしまったのだ。
どぴゅっ!どくんっ!どくんっ!びゅるるっ!!
魔法による異常に長い射精が終わり、セレナはゆっくりと口を離す。
大量の精液に思わず咽そうになるが、何とか耐えてみせる。
セレナの桜色の唇と、グロダのグロテスクな肉棒の間に、白い糸が引かれた。
「口を開けて、自分が搾り取ったものをよく見せてみろ」
「・・・ふぁい」
セレナは言われるままに、グロダに見せつけるようにして口を開いて見せる。するとそこには唾液混じりの白濁液がたっぷりと溜まっており、粘度の高い液体が糸を引いている。
「全部飲み込めよ」
「・・・ふぁい・・・ごっくんしましゅ・・・」
セレナは口を閉じると、ゆっくりと咀嚼するように味わいながら飲み込み始める。
粘っこい液体が喉を通りすぎる感触に背筋が震えた。そして胃の中に落ちていくのを感じると同時に、体が熱くなり子宮がキュンとなるのを感じた。
「飲み込んだら、ご主人様に見せて見ろ」
「・・・ふぁい」
セレナはゆっくりと喉を鳴らしながらそれを飲み込む。そして全て飲み干した事を証明するように精液臭い口を開いて見せた。
彼女の口の中は、もはやグロダの臭いと味で一杯になっていた。
「よし、いい子だ」
グロダは満足そうに微笑むと、セレナの頭を優しく撫でた。その途端、セレナの胸の奥に達成感と幸福感が暖かく、満ち溢れてくる。
完全に牝犬奴隷扱いされているのに、それが嬉しく思えてしまう自分がいる事にセレナは戸惑いを覚える。
「・・・あ・・・ありがとう・・・ございます・・・」
(わたしったらなんて事を)
自分がどれだけ浅ましく淫らな行為をしたのかを思い知らされるようで、セレナの心は羞恥と不安でいっぱいになっていた。だがそれと同時に心の奥底一番重要な部分で、甘く疼くような感覚を覚えてしまうのだ。
心を渦巻く様々な感情に、セレナは軽く胸をおさえ俯いて堪えた。
「さて、ではもう一度だ」
「えっ!?」
グロダの言葉に、セレナが驚いて顔を上げる。
「言っただろう、この魔法は満足するまで何回でもイケると。お前の口奉仕はまだまだだ、一流の娼婦以上になるまで徹底的に仕込んでやる」
「いやぁ・・・」
セレナが弱々しく首を振る。だがその表情には絶望と共にどこか期待するような色が浮かんでいた。
こうしてセレナの牝犬奉仕調教は、昼過ぎから夜遅くまで繰り返し続いたのだった。